今日も今日とて。

5人のアイドルに日々陶酔、ハンバーグ好きな柴犬さんに惚れ込んだ日から始まった私の御宅人生

逃げるは恥だが役に立つ

ども!!
皆さん巷で話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」通称「逃げ恥」ご覧になってますか〜?

私、完全にキャスティングに釣られて見たんですけど、最高に面白いんですよね〜〜ヽ(*^^*)ノ



リーガルハイあたりからガッキーの演技プランがとても好きになり、おまけにわたしの大大大好きな塩顔代表星野の源さんが出るっていうじゃないですか。こりゃ、見るしかないっしょ。え?脇役に古田新太?見るしかないっしょ。


ってな感じで初回放送迎えましたが、リアタイする気力なく録画wwwww(気合い入れろー)


もう、ね。
ガッキー可愛すぎるのは初期設定でさ、
源さんいい仕事してるのも勿論だけどさ、

ストーリーというか小ネタの宝庫で笑い声出まくりねwwwww

いきなり情熱大陸始まったもんな〜(笑)


平和的でコメディーでとてもとても楽しいドラマが始まるなぁと確信いたしました!


そして、話題沸騰のエンディング曲「恋」!
ガッキーと源さん、キャストの皆さんが踊る「恋ダンス」がなんとも素敵!!思わず真似したくなる!!


そりゃあMIKIKO先生振り付けだもんね、当然よね!!!
(ぱふゅちゃんの振付師さんです)



2話まで見終わって、もう完全に一週間のサイクルが火曜日ゴールになってます。たぶんそのうち源さんのアルバム買うと思う。レンタルで抑えられる気がしない。
そして、3ヵ月後にはDVDBOX買おうかどうしようか悩んでると思う。(笑)



とりあえず、まだ見てない皆さんには是非とも見てほしい!!!
なんにも考えないでけらけら笑える場面がいっぱいです!でも恋愛要素もしっかりと。契約結婚の2人にムズキュンします!!!

火曜ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』|TBSテレビ

「その話まだ続きますか」


私も津崎さんにヤキモチ妬かれる人生歩みたい!!!!!!!!!!

秋の夜長に思いに耽る

今週のお題「プレゼントしたい本」

 

と言うことでみなさんこんにちは。まいなです。

 

記事にしたいなと思う本があり、偶然今週のお題がこれだったので活用させていただきたいと思います。

 

 

 

 

私がプレゼントしたいのは「ナラタージュ」です。

ファンならご存知、松本潤主演で映画化が決まっている作品の原作です。

 

私も正直原作を知ったのは潤くんの映画化がきっかけですので、本を元から知っていた訳では無いのですがついこの作品に出会えたことを自慢したくなってしまうくらいには魅力がいっぱいなのです。

そして、私だからこそこの作品に惹かれたのです。

 

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主人公の泉は高校時代いじめにあい、部活の顧問だった葉山に話を聞いてもらったり精神的な逃げ場を作ってもらっていた。決して泉はいじめに過剰なまでの反応を示すことは無かったが、苦痛を感じると葉山の元に行くことが多かった。

 

そして大学2年となり、普通の日々を過ごしていたある日、1本の電話があった。とても懐かしい声が耳元を包んだ。

 

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こうして始まっていくのですが、とにかく人間の心の動きがとても繊細に描かれています。私も高校時代精神的に苦しかった時期に恩師に助けられていたので、高校時代は泉と葉山の関係を夢見ていたことを思い出しました。

 

そして2人の周りの人々の心情、関係の物語もとてもリアルに描かれています。

 

きっとこういうことがつい昨日自分にも起きていた気がする。この前友人が同じような悩みを言っていた。こういう人がいた。

そう感じさせるリアルさがあります。

 

 

 

 

私はタイミングよく、実家に帰ることになっていたので新幹線の中で読みかけていた原作を最後まで読み切りました。

 

そして猛烈にあの頃の自分と恩師に会いたくなって、実家の部屋に保管していた高校時代のガラケーを取り出しました。ここには恩師と紡いだ秘密の(2人だけのものが欲しかった)メールのやり取りが残っていたはずだから。

 

バッテリーを入れ替えると、その携帯はつきました。

 

 

でもフォルダをいくら探しても私が送った文章しか残っていない。仕方ないので16,17,18歳の頃の自分が天邪鬼ながらにもがき、大人のフリをしていた文章を読み返しました。

こちらが恥ずかしくなってしまうほど中二病レベルで病んでいて、悩みは単純なはずなのに、自分を取りつくろうと婉曲的な表現を使って恩師へ思いを伝えていました。

 

ほかのフォルダも見たくなって仲の良かった友達とのやり取りなどが入った特別なフォルダを見ていたら、偶然伏せ字にしたフォルダがありました。でも私にはその意味がわかりました。

そしてそこを開くと、恩師からの返信が残っていたのです。

 

恩師からのメールはとても丁寧な言葉で、きっと慎重に、でも私を救おうと必死で書いた言葉が並んでいました。時には熱くキツイ言葉で励まされ、自分の甘さに気付かせてくれたり、そっと心の隙間を埋めるような優しい言葉をくれたり。

 

高校時代きっと私は恩師が好きだった。

そう改めて思いました。

 

 

ナラタージュでは泉は高校時代、卒業する時に告白をしています。でも私はそんなことできなかった。地元を離れることを決めていたし、そもそも彼は既婚者だったから。

でも、葉山先生も既婚者だった。そう考えると泉と葉山の想いの深さ、繋がりの深さ、惹かれ合う深さは相当なものだったと思いました。

 

 

死や人間くさいドロドロした感情も取り扱っているため、ぐいぐい引き込まれていったこの作品を、ぜひ皆さんにも味わってもらいたいです。

 

 

そして私はこの愛おしく切ない泉と葉山を松本潤有村架純で具現化してくれる事を心から楽しみにしています。

 

どうか深いところまで再現してくれますように。

 

 

ここまで拙い文章を読んでくださりありがとうございました。

Japonismにストレージを奪われる

皆様、ご無沙汰しております。


8/24に無事手元にARASHI Live Tour 2015 Japonism が届きましたので鑑賞会をしたのですが、



まあ美しや!!!!!



本当に期待はしていましたけど、それ以上の美しさに私は圧倒されてしまいました(;▽;)



そして1番何が言いたいって


我が担当さま!!!!!!本気出された!!!可愛すぎた!!!!

うっ……

ぎゃっ……


んぐぅぅぅぁぁぁぁ……!!!!




もう………もともと曲自体大好きだったのでライブパフォーマンスようにアレンジされたタップバージョンもたまらない!!ゲーム音が散りばめられたこの「MUSIC」は史上最大級に推せる曲です。



そして、期待していたものの一つ

和服。



はぁ、、溜息が出ちゃう。


うん;;

うんうん;;

うんうんうん;;(号泣)



もう本当に似合ってます、語彙力なくて嫌になるくらい、この魅力に堕ちてる;;;



そんでもって、テーマとかカラーの強い曲たちも期待通りのパフォーマンスでした。

  • インザルーム


いちいち仕草が色っぽいのね、すき。


パルクールからのこの曲でヘロヘロなはずなのにすごいわ……MJ


振付も見て欲しいの……この人やっぱり美しいの


そして今回も帝王様降臨です、



あぅ……

うっううぅっ…………(死亡)




もうさ立ち姿だけでスタイリッシュ

  • マスカレード


大野くん振付です。


最後は水を含んで空中に飛ばしてます。
これに関してのMCが面白かった。


  • Bolero!

イケジュン。←


「さあ来い、にの!」


(近づいてカズダンス的なものを踊ろうとする)


「いくぜ?オレのサンバ!!」


(向き合ってダンスバトル風)


「キラン★」



もう、ここまで来てわかっていただけると思いますが、




私、過去最多でキャプってます(真顔)




本当に収まりきらないっす。
しかもまだディスク1しかやってないし。←
ディスク2はアンコールだから
コンビ萌えの大渋滞だし。

絶望と幸せを同時に感じております。はい。




各々ソロも挑戦してて、ニノだけじゃなく、みんな凄かったんです。練習相当したんだろうな〜っていう。こりゃメイキングも撮る余裕ないよなあって(笑)(笑)


(正直、ディスク2は容量勿体ない気がしています私。←
だってほぼアンコール数曲のみだもの!!)




……まあそんなこと気にならないくらい

本編が良いので文句は言いません\( ˆoˆ )/←




コンビ萌えやらMCやらはもう少しまとめてからブログに上げますね〜(*^_^*)!!!!




取り急ぎ、この世界観を共有したかったので、今週は早番だったのに1日で見終わったし、次の日もキャプってました。(笑)



何度観ても飽きないのはたぶんPopcorn以来かなあ??

THE DIGITALIANも好きなのですが時間が無くて(というか、その時期はアニメにどっぷりだった)、

キャプったり繰り返し見返すことがなかったんですよね〜、いろいろ見たくなってきたなあ!!!!




もうこうなってくると今年のツアーは絶対入りたい……私はアルバムツアーに一度も入ったことがないので、これは相方との夢なのです(T_T)


札幌、東京、当たってくれえ!!!!






真夏の彼らは罪 罪 罪なのさ

どうも!まいなです!
梅雨が明けて、一気に蒸し暑い日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。


私は無事、体調崩さず7月を乗り切り、真夏のバカンスを………とは行かず、夏休が取れる9月まで無心で働き続けるのみです(T_T)



今回は、私が夏の音楽番組でまんまとハマったエイトの「罪と夏」について書こうと思います。
(後半ほぼ横山さん記事になりつつあります)


今日やっとPVを見たのですが(←遅い)、





「ただよしくんあざとーーーーい;;」


むり、本当に確信犯だから、むり;;

後ろのサマーガールたちに妬いちゃいました。




でも今回はダンスも割と好きなので、メイキング冒頭まるりょが「わなわなわなわな…」とか言いながらクロールみたいな振り付け練習してるとこが妙にツボでした(笑)(笑)


私的には横山さんが大人しい感じでクール装ってる(←語弊あるな)のがくぅぅぅ物足りん!!ってなりましたが、、、


亮ちゃんがはっちゃけて楽しそうな姿を見れたのが満足でした。

ヤスと亮ちゃんと大倉くんのセット感が好きです。
マルと村上くんの突如始まる寸劇も好きです。





こうなると自ずとよこすばがセットだったのではないかという憶測が生まれるのですが、


いい意味でくだらないおふざけを連発していたすばると、

クール便よりも冷たいテンションで(でもめっちゃイケメン)お送りしていた横山さんは共存出来たのか…………まあ横山さんは見守りながらもメンバーのことを微笑んで見守っていた感じだったからなぁ。いつもこんなんでしたっけ(笑)




とりあえずONを見てから、横山さんの演技がやけに気になっちゃって!!クイズショウの時もだったけど、謎にクールで意味深な役柄多いんだよなあ横山さん(笑)

笑顔の横山さんがみたーいー( ´ᐞ` )( ´ᐞ` )




と思った矢先、クロニクルの「なのにさん」ロケで横山さんが子供を抱っこしている場面を目撃…………

なにこれ胸熱;;

けっこんしたい(盲目)






エイトに関しては倉安寄りのいわゆるオール担なので、嵐に比べると客観的なファンの視点を持っていますが、最近は横山さんが急☆上☆show!!な私なのでした。


(っていうね、エイトネタ絡めてみたけどね、

…………回収しまーーす(笑))

↑参照:7/30大倉くんと高橋くん

久しぶりだよ◎

久しぶりに書きます!

3月から卒業やら引越しやら忙しくて、あっという間に仕事が始まってバタバタバタ…………

やっとこさジャニオタ楽しむ余裕が最近出てきたのでTwitter等にも低浮上からやや浮上に格上げ(笑)




ワクワク学校も相方が参戦するということで私はお宿として貢献ヽ(*^^*)ノ
フォロワーさんに会ったりなぜかドームの遊園地で遊ぶという(笑)



楽しい時間を過ごしました!

嵐ファンってこんなにいるんだよなあって人に揉みくちゃにされながら感じました。。





話は変わりますが、つい最近ネット界隈を賑わす我が自担の熱愛報道。根も葉もない噂だと本気にすることは無いですが、まぁ去年の智くんといい巻き込み事故多発ですねぇ………


付き合ってるのが事実ならば隠し切るのが当然だし、覚悟のない恋愛はもうできる年齢でもないでしょうし??

(まぁ男性は違うのかなぁ。)


事務所からなんらかの制裁は下るにしろ、自担が平和に淡々と毎日お仕事してくれればそれで幸せです、ファンの私は。




女性サイドはフェードアウトしていくことでしょう、ああメディアってきょわい:(´◦ω◦`):




タグで遊んでるファンも居るようですが
まぁ普通の感覚持ってる人なら引くからね〜?
勝手にやっとけ、って思います、私もいい大人なんでね。




Japonism円盤全力待機なのに、アリーナツアー終わらなきゃ出ないってことに気付いてお預け状態なまいなでした………orz



(その前に新曲出るか、!)





あぁ、すき。

坊っちゃん

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
謹んで新年のお慶びを申し上げます!



さてさて、4日から仕事初めの方も多かったと思いますが、私は年末年始のジャニーズごとを追っかけるのに必死な日々をやっと落ち着かせることが出来るので、カメラロールの整理を行っておりました……



話は本題に移りますが、新春ドラマ 坊っちゃん見た方はどれほどいらっしゃるでしょうか。
この作品は言わずもがな、夏目漱石の代表作品であり、多くの人が知っていると思うのですが、正直お話自体を知っている人は少ないように思います。
そのうちの1人が私でした:( ;´꒳`;):
二宮くん目的と言われようが仕方ない、と思いつつ本屋さんで文庫本を購入したのがたしか昨年秋頃。本好きな私としては読むジャンルが広がることに胸をふくらませていました。
しかし、なかなか進まない←
結局半分まで読んで、ドラマ本編を見ることとなりました…(悔しい)



ドラマが始まると、やはり豪華過ぎるキャスト陣。
二宮くんの七三分けも、この1年でだいぶ定着しました。

一貫して伝わってくるのは志を貫く坊っちゃんの強さでした。それは決して完璧な美談と言うまでではなく、私には 泥臭く人間らしい生き方で描かれていたように映りました。




夏目漱石の世界観をぐっと深めてくれた二宮くん、やっぱり好きです。







追記

2015 キネマ旬報 ベストテン 個人賞 主演男優賞に 母と暮せばの二宮さんが、助演女優賞には 母と暮せば、幕が上がる、ソロモンの偽証前編/後篇 の黒木華さんが選ばれましたね!!!!

本当に嬉しい、めでたいことです(*^-^*)

https://twitter.com/hahato_kuraseba/status/685015631352041473

親子のような恋人のような2人がそこにいた~母と暮せば~

※本編のネタバレがあります、見たくない方は映画を見た後に是非見に来てください。








こんにちは、まいなです!


昨日、やっと映画「母と暮せば」を見て参りました。テーマが戦後を扱っているという事もあり、いつもの「ニノが出るから楽しみ~!!」というようなキャッキャした気持ちではなく、吉永さんや山田洋次監督とどんな世界を表現しているのか、遥かに上の年代を生きている方々の中で彼はどういった演技を見せてくれるのか、そこに期待を持って映画を見ました。




劇場に入ると、やはり年齢層が幅広い。

私は少し安心しました。
「あっ、良かった。二宮和也だけが見れればいいなんて人はここにはいない。作品を見に来ているお客さんばかりなんだ。」と。



そして、様々な予告ののち、母と暮せば のテーマが流れてきます。その時点でもう涙腺を刺激してきます。坂本龍一さんの手掛けた音楽は、この作品を表す顔なのです。



冒頭からプルトニウム爆弾を落下しようとする米軍の様子が映し出されて、心がざわつきます。
そして、対照的に「母さん、母さーん?」と家中に響く声で母親を呼ぶ浩二の声が聞こえてきました。


もうこの時点で親子の距離感や空気感が完成されている。馴染むまでの時間などほぼゼロに等しかったのです。



戦時中の普段の様子はもっと非日常的だと思っていた私は、浩二が普通に医者になるための勉強をしに学校へと向かう姿を見て吃驚したことを今も鮮明に覚えています。


裏を返せば、医者であれば服役期間を先延ばしにできる、服役しても医師として行くため戦場に行って死ぬことは無いだろう、ということでもある。

これは、のちに浩二と母親である信子が戦死した兄の話をする際に語っていることです。




しかし、その学校で講義を受けている時に浩二は原爆の被害にあったのです。
その音がサウンドトラックにしっかりと収録されています。聴く度に恐怖感が襲ってきます。







それから3年後、いわゆる戦後の信子と、浩二と恋人同士であった 町子 が墓参りをするところから話は進んでいきます。


本編はすべて書こうとするといくらあってもたりないので割愛させていただきますが、物語全体の空気は決して恐怖や嫌悪を強く感じさせずに、むしろ暖かく少し悲しいものであると感じます。
浩二の性格が明るくおしゃべりなせいでしょうか。
信子も浩二が幽霊であることを分かっていながらも心の拠り所として思い出話に花を咲かせています。



私も、スクリーンの向こうで信子と浩二は同じ時を生きているような錯覚に陥るのです。
しかし、そう思いかけた時に必ず浩二は悲しくなって涙を流し、姿を消すのです。そこで改めて気付かされるわけです。彼は、もうこの世の人ではないということを。






町子と浩二の空気はとても甘く、酸っぱいものでした。それはあまりに幸せで、これからを控えた希望に満ちたものでした。


だからこそ、町子の幸せについて信子は考えざるを得なかった。




「これからを生きる人」

それが町子でした。




私はこれが軸になって作品を見ていたと思います。





最後に町子は今を生きていくことを選び、信子の元へ2人で挨拶をしに来ます。
その時、信子はすっかり弱っていました。そして浩二の写真に向かい深々と挨拶をする婚約者を紹介しようとする信子が泣き崩れたとき、私は苦しくてたまりませんでした。

当然だ。あんなに幸せになって欲しいと願っていたのに実際に現実を突きつけられると苦しい。なぜあの娘だけが幸せになるの!出来るものなら息子と代わってやって欲しいのに…!


あまりに優しく、感情の起伏が激しくなかった信子にも、しっかりと人間の心情、葛藤がありました。



後からパンフレットを読んで知ったことですが、この部分の台詞はその場で足されたものだったそうです。吉永さんも「足して良かった」と仰っていました。




そして、信子も体が弱り、そのまま眠りにつきます。「また朝に来てちょうだい」そう言って眠る信子の横で、「母さん、母さん。」と呼びかけ起こす浩二。


「もうここでは会えない」と告げ、終わりを示唆した浩二に信子は必死に縋ります。でも優しい表情を変えずに浩二は続けるのです。

「大丈夫、ずっと一緒にいられるんだよ。」



それは、信子の命の終りを示すものでした。


ほっとしたような、悲しいような、浩二に両手を引かれ天国へと旅立つ信子の後ろ姿に涙が止まりませんでした。









エンドロールが終わっても、なかなか涙が止まらない私。息を吸おうとしても声が出てしまい、しん、と静まり返った映画館にはあまりに似合わない雑音で、私はハンカチを顔に押し付けながら監督の名前を見届けました。






ざっと心に残っている場面をここにしたためておきましたが、もっともっと伝えたい場面があります。ぜひ、皆さんも映画館で感じてほしいです。きっと何かが心に残るはずです。



母と暮せば、ずっと寄り添う親子のような恋人のような2人の姿がそこにはありました。

山田洋次監督作品『母と暮せば』大ヒット上映中!