今日も今日とて。

5人のアイドルに日々陶酔、ハンバーグ好きな柴犬さんに惚れ込んだ日から始まった私の御宅人生

Japonism ソロ曲談義

Japonismが手元に届いて早2週間。絶賛実習期間だった私は、狂ったように毎日Japonismを体に刻んでいた。体も精神もすり減らして働く日々に僅かな癒し要素としてあるのが通勤中のこのJaponismなのだ。


前回はアルバム収録曲について執筆したが、聴いているうちに5人のソロ曲について、もっと深く掘り下げてみたいと思ったためここに認めたいと思う。個人的、贔屓目な視点での解説なので一つの楽しみ方の例として軽く流しながら読んでもらえたら幸いである。




まずは松本潤「Don't you love me?」から。

ファーストインプレッションから自分と相性抜群だったこの曲は、シャレオツ感が半端じゃない。クセになるビートと言い、歌詞の言い回しと言い、とてもハマってくる。
イントロで脱いでいると宣言した磁石の予想は果たして正解なのかは分からないが(笑)、ライブではどのように演出をかけてくるのか…。髪の毛は出来れば固めない方向でお願いしたい。ぎらつくのはもう胃もたれするので2015年の松本潤はナチュラルなカッコよさ出していこう。大人松潤で行こう。





つづいて相葉雅紀「Mr.FUNK」。
この曲は、前回「DIGITALIAN」の中で相葉さんがソロ曲として歌い、ライブで衝撃のパフォーマンスを披露したことによりもはや宗教と化した「Disco Star」の断片が見え隠れしている楽曲である。

※Disco Starの宗教化に関しては、LIVE DVD「DIGITALIAN」の初回限定盤に収められているメイキングDVD「スッピンデジタリアン」をご覧頂ければ、メンバー内にDisco Star教幹部に上り詰めるであろう、熱狂的な崇拝者がいることがしっかりと確認できるので、是非オススメしたい。


話はMr.FUNKに戻るが、この曲はダンスチューンでありながら、少し懐かしさも感じられる心地の良いアップテンポナンバーである。そして、何を隠そうあの相葉雅紀がラップをお披露目しているのはこの曲でしか聴けないのである。(PIKA☆NCHIでのラップは単体ではない為)
しかも、アラジャポ・トークでも言っていたように、嵐のラップ担当櫻井翔が「俺に詞頼まなくて正解だわ。俺こんな感じにならないもん、オールドスクールみたいな」と感じるように、如何にも相葉雅紀らしいラップというのが堪能出来るのである。

ラップに関してはやはり嵐の中で櫻井翔に敵う者はいないと思うが、櫻井翔を除いたメンバーの中で言うと、相葉雅紀のセンスはなかなか好ましいものがあると私は思っている。不慣れながらも韻の踏み方やアクセントの付け方、そして良い意味でのカッコつけ方が私は好きだ。

普段こういう曲は好んで聴かない私だが、嵐マジックなのか気付けばリピート再生してしまっているのがこの曲なのだ。




次は大野智「暁」。
タイトルを見た時点では、「おお、いつもの大野くんっぽいな」というくらいだったのだが、曲を聴いてびっくり、「ジャポニズムが過ぎやしないか?!?!いつものR&Bは封印したのか?!?!」と思ったくらいの純和風なメロディが印象的な曲だった。
私としては大野智のソロ曲というとなかなか取っつきにくいイメージが正直あり、ファンを自覚したあたりは、あまり大野くんの歌が得意ではなかった。が、洗脳されたのか今では普通に受け入れられるようになり、むしろ大野智に勝る美声はジャニーズにも指を折る位しかいないだろうという贔屓目。
そんな私が今回の暁をどう感じたかといえば、「え、めっちゃいいじゃん!!!!てか、イントロからのAメロでやっぱ智くんソロになっちゃうね」というように、好感触だった。
イントロでは大野智臭はあまりしなかったのだが、歌い始めた瞬間に、和装の大野くんがステージで静かにスポットライトを浴びて歌う姿が想像出来たのである。
ロディアスと松本潤が言っていたのも納得できる。流れるようなメロディと少し高めの大野くんの声がマッチして、日本の風景、そして暁が目の裏に浮かび上がってくる。



続いて櫻井翔「Rolling Days」だが、前回のアルバム曲感想記事に特筆したことが殆どだったのであまり書く事は無い。なかなかの意外性があって私は好きだ。低めのトーンで淡々と進む曲、そしてラップ。今までの翔さんを一段とオトナに仕上げてくださったアレンジャーの方に深く御礼申し上げたい。
ライブではどう魅せてくれるのか、それだけが今は楽しみで、ひたすらリピートして転がる日々に酔いしれるだけである。




最後は二宮和也「MUSIC」である。もう、手元に届いてから何度この曲を聴いたかわからない位事あるごとに再生してしまっている。
まずイントロが罪なのだ。二宮和也のファンは絶対に確信するはずである。「これは良い」と。
そもそも曲自身の持つ可愛さであったり、心地いいリズムやビートは、どの嵐ファンが聴いてもなにかピンとくるものがあると思う。これが例えば二宮和也ソロでなく、嵐5人の歌う楽曲であったならもっと多くの人間がこの曲について語るであろう。
その元々曲が持っているポテンシャルに"二宮和也"という付加価値が付くことでいよいよ病みつきソングとして世の中の嵐ファン、二宮和也担当を魅了していくのだ。
アラジャポ・トークで櫻井翔が言ってくれたのだが、この曲を歌うニノは「確信犯」だと思う。狙ってきているのだ、我々二宮和也担当を。アラフェス'13で秘密を歌わせた我々二宮和也担当に対し、「ほら、32歳の可愛さ見せてやるよ、お前らが求めていたのはこういう事なんだろう?本気でやってやるよ」と言わんばかりに攻めてきている。
これに加えて、ライブでは踊ると言っているのだから、確実に秘密を超えてくる。ああ、私はなぜ生で見る事を叶えられないのだろう。どうして諦めずに東京以外に応募しなかったのだろうと悔いが毎日押し寄せてくる。
Japonism に参戦される皆様方には、是非とも明確に、より鮮明にライブレポをして頂きたい。そこからDVD発売までの期間を自分の想像力だけで補う日々を送るためにも………




そして私はこれから帰省していた岩手から自分の家のある宮城に帰る。もちろんJaponismを聴きながら。

そして、カリスマJr.の日本よいとこ摩訶不思議をリピートして聴くことに神経を注ぐ私なのだった。