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今日も今日とて。

5人のアイドルに日々陶酔、ハンバーグと柴犬に惚れ込んだ日から始まった私の御宅人生

現実は正解なんだ。~4匹の赤めだかと師匠~

すっかり年の瀬ムードに包まれているテレビですが、年末スペシャルドラマというのは如何せん録画して後回しにしがちです。



でも、今日、二宮和也主演の「赤めだか」をリアルタイムで見ることに成功した私は、正直言って勝ち組だと思いました。はっきり言おう、「見なかった人は損をした」。



落語なんて分からないし、正直面白いと思えるのだろうかと心の中で押し問答を繰り返していたのですが、(所詮二宮くん目当てと言われても致し方ない。)面白かったのです、本当に。


落語自体の面白さというよりも、落語をやろう、落語家として生きていこうとしている立川一門の皆様のあり方がとても生き生きと映し出され、それが辛辣だけど的を射ているから面白い。そこに魅力を感じたのです。

私ごときが語ることではないのですが、感想としてここに書かせていただきます。




まず、見た目が全く歳をとらないことで有名な彼ですが、高校時代の談春さんをリアルタイムでは32歳の二宮くんが演じることにやっと違和感を覚えました(笑)
いつもなら回想シーンも違和感なく見ているのですが髪型のせいですかね………それでも32歳としては可愛すぎんだよな………(結局贔屓目)


たけしさんが演じた談志師匠がとても素敵だった。きっとたけしさんからみた談志師匠はああいう姿だったのだろう、と。
言葉の裏にある真意、愛情、信念に気付ける目を持っていたいなと考えさせられました。





脇を固めた弟子役の北村有起哉さん、宮川大輔さん、濱田岳さんをはじめ、豪華な演者さんが揃い踏みで、本当に見ていて違和感なくその時代を追っていくことができました。面白い。それに尽きます。





談春さんは師匠に築地へと出され、後弟子の志らくさんは同じ築地行きを告げられたにも関わらず、うまく言葉を返して破門も築地行きも免れたことを知り、師匠へと直談判しに行こうとしますが、そこで志らくさんと師匠の稽古が聞こえてきます。

その中でテーマとなったのが「嫉妬」。
そして師匠が強く訴えた言葉に「いいか、現実は正解なんだ。」というフレーズがありました。志らくさんに向かって言っている落語へのアドバイスな筈なのに、それは談春さんに向かって言っている事でもあったように思えてなりません。それは作中でも描かれていますが。

グサッと胸に刺さった私でした。




妬み、嫉妬をしている方が楽だ。
外の世界に対して文句を言っている方がいくらでも楽だから。
でも現実は正解であって、それ以上でも以下でもない。その現実を作ったのは紛れもなく自分。自分の中にその現実を作った原因がきっとある。




そうだなぁ………とじわじわ胸に染み渡るセリフでした。そして、築地で働くことに前向きになれなかった談春さんは前向きに変わるのです。





この場面が、私にとって1番胸に響いたシーンでした。





まあこんなとこで感想は終わりにします!
是非とも本編を見て欲しい。録画組の方も早く見てくださいね。録画忘れた方、3/9にDVDが出ますから、そちらをチェックしましょう!





素晴らしい作品をありがとうございました。
知らない世界への入口を広げてくれてありがとう、ニノ!



TBS年末ドラマスペシャル『赤めだか』|TBSテレビ