今日も今日とて。

5人のアイドルに日々陶酔、ハンバーグ好きな柴犬さんに惚れ込んだ日から始まった私の御宅人生

現実は正解なんだ。~4匹の赤めだかと師匠~

すっかり年の瀬ムードに包まれているテレビですが、年末スペシャルドラマというのは如何せん録画して後回しにしがちです。



でも、今日、二宮和也主演の「赤めだか」をリアルタイムで見ることに成功した私は、正直言って勝ち組だと思いました。はっきり言おう、「見なかった人は損をした」。



落語なんて分からないし、正直面白いと思えるのだろうかと心の中で押し問答を繰り返していたのですが、(所詮二宮くん目当てと言われても致し方ない。)面白かったのです、本当に。


落語自体の面白さというよりも、落語をやろう、落語家として生きていこうとしている立川一門の皆様のあり方がとても生き生きと映し出され、それが辛辣だけど的を射ているから面白い。そこに魅力を感じたのです。

私ごときが語ることではないのですが、感想としてここに書かせていただきます。




まず、見た目が全く歳をとらないことで有名な彼ですが、高校時代の談春さんをリアルタイムでは32歳の二宮くんが演じることにやっと違和感を覚えました(笑)
いつもなら回想シーンも違和感なく見ているのですが髪型のせいですかね………それでも32歳としては可愛すぎんだよな………(結局贔屓目)


たけしさんが演じた談志師匠がとても素敵だった。きっとたけしさんからみた談志師匠はああいう姿だったのだろう、と。
言葉の裏にある真意、愛情、信念に気付ける目を持っていたいなと考えさせられました。





脇を固めた弟子役の北村有起哉さん、宮川大輔さん、濱田岳さんをはじめ、豪華な演者さんが揃い踏みで、本当に見ていて違和感なくその時代を追っていくことができました。面白い。それに尽きます。





談春さんは師匠に築地へと出され、後弟子の志らくさんは同じ築地行きを告げられたにも関わらず、うまく言葉を返して破門も築地行きも免れたことを知り、師匠へと直談判しに行こうとしますが、そこで志らくさんと師匠の稽古が聞こえてきます。

その中でテーマとなったのが「嫉妬」。
そして師匠が強く訴えた言葉に「いいか、現実は正解なんだ。」というフレーズがありました。志らくさんに向かって言っている落語へのアドバイスな筈なのに、それは談春さんに向かって言っている事でもあったように思えてなりません。それは作中でも描かれていますが。

グサッと胸に刺さった私でした。




妬み、嫉妬をしている方が楽だ。
外の世界に対して文句を言っている方がいくらでも楽だから。
でも現実は正解であって、それ以上でも以下でもない。その現実を作ったのは紛れもなく自分。自分の中にその現実を作った原因がきっとある。




そうだなぁ………とじわじわ胸に染み渡るセリフでした。そして、築地で働くことに前向きになれなかった談春さんは前向きに変わるのです。





この場面が、私にとって1番胸に響いたシーンでした。





まあこんなとこで感想は終わりにします!
是非とも本編を見て欲しい。録画組の方も早く見てくださいね。録画忘れた方、3/9にDVDが出ますから、そちらをチェックしましょう!





素晴らしい作品をありがとうございました。
知らない世界への入口を広げてくれてありがとう、ニノ!



TBS年末ドラマスペシャル『赤めだか』|TBSテレビ

元気が出ますこのCD(エイトの本気を見た)

どうも、こんにちは。まいなです!



ここ数日「関ジャニ∞の元気が出るCD!!」という名の最新アルバムをリピートして過ごしているのですが、どうやら私は近年バンド色が強まる彼らをどんどん好きになっているようでして。




どの曲を聴いていても、裏で流れるベースだったりドラムだったり、ブラスセクションにも敏感に反応してしまうので今回のアルバムは最高としか言いようがなかったです。(特にhigh spirits。たまんない。)




そんな私が特に鬼リピートしているのは「勝手に仕上がれ」「韻踏ィニティ」「ナントカナルサ」です。






「勝手に仕上がれ」はハイスピからの流れがとってもいい!!!CDをトータルで考えてくれてる感。アルバムの醍醐味。コンサートのような感覚を味わせてくれる。

そんで、なんといってもマルちゃん。
マルちゃんとか呼べなくなるくらいかっこいいマルちゃん。
なんであの時Mステ録画しなかったんだ我…






「韻踏ィニティ」は歌詞と囁き!!!これが全て!!!これ私のドツボにハマったもんだから無駄に再生回数多いです。仕方ないね。


歌割りもなかなかイカしてるんですよね~!
囁き台詞なんかも定番で攻めてきてるなぁとは思ってたんですけど、


村上さん!!!!!!



「俺じゃあかんか…?」




ハーーーーーッッッ!!!!!!
どこの少女マンガから出てきたんですか!!
何よイケイケゴーゴーな感じのクセして
いきなり聞こえるか聞こえないかくらいに弱った感じの声で呟くとかぁぁぁぁぁ!!!!





もう、ね。私こういうのに弱いんですよ…
母性本能くすぐられる感じ。
頼られると断れないし、流されちゃう←
(余談でした)

すばるとの対比も出ててイイんです。
これが言いたかった。





「ナントカナルサ」は、村上さんから始まるのがなかなか元気が出る感じで好感触でした。ドラムの縦ビートがそれをさらに後押ししてるように思います。
歌詞の内容も力貰えるし、この曲を聴くとまさしく「元気が出るなー!」と思います。




そんなこんなでダラダラ書いちゃった!


ちなみにユニット曲はバナナジュース推しです!!!!!
歌詞カード見ないで聴いてたんですけど、歌詞カード見たらただの下ネタソングでした!!!
(※私が思ってるだけです)

それでも好き!!!(笑)亮ちゃんとヨコだから余計にワクワクしてるんだろうな~!


これからちょくちょくエイトの記事もあげられたら良いなぁ……(Twitterのフォロワーさんにも何人かいらっしゃるので)


読んで頂きありがとうございましたー!

リアルに恋愛できない女性~21歳ジャニオタの場合~

どうも、最近夢と現実の境目を彷徨いて睡眠時間が激減しているまいなです。


今日は前から下書きに溜め込んでいた、この話題について、ミスドに貢献しながらここに認めたいと思う。



私は以前の記事にも書いたように、高校から嵐が好きでそこからずっとジャニーズという存在が人生の中心にいた。


嵐にハマるまでは、自分は恋愛体質だったと自負している。しかもかなりの依存体質。

好きな人が途切れることは無かったし、実際実らせることが出来た恋もあったし、叶わぬ恋もした。つまり恋多き女の子の思春期を突き進んでいたのだ。



だが、今、自分にはこっちの方がしっくりくる。



「恋愛不適合者」





それは、大げさでも何でもなくて。


現在私の所属するクラスのメンバーは割合的に半数近くが彼氏持ちで、残りは現実逃避からなのか、オタク気質な人が多い。(だからと言って女子力を失うことは決してない。むしろめっちゃ可愛い子が多い。)


地元の友達からは、「ジャニオタを卒業しなさい!!」「現実見て!!帰ってこい!」「声優さんやらなにやら、2次元にハマってたら終わりだよ」なんて、それはそれは言いたい放題で。


もう、激おこモーメント!!!(fx:BAY STORM)



だが、正直ジャニオタでも彼氏がいる人は多いし、ぶっちゃけジャニオタだからこそ美意識が高い人の方が多いのではないだろうか。





そこで考えたいのは、オタク気質という要素を抜いた時の自分自身だ。


実は、私は男性恐怖症ではないかと思っている。というのも、家族が女家系で男性が早死傾向にある為←、小さい頃から女性の中で暮らすのが当たり前だったのだ。


そして、男性といると、異性として意識してしまう(友達という概念があまり高く持てない)のも自分の特性だと思う。


恋愛体質だと自覚していた時も、心を完全に許せる間柄になることは出来なかったし、何処かに壁を作っていたのだろう。



もしかしたら、
ただ単に彼氏持ちというステータスに憧れているだけ かも知れない。




理想の相手像ならいくらでも言える。
想像の中では、自分の思ったとおりに甘えることも言いたいことを言うことだってできる。


だけど、実際の恋愛は違う。
恋愛に限らずだが、人間関係は生モノで、毎日変化するし手入れをしなければ腐っていく。





私は本当に心から信頼できる人生の伴侶にたどり着けるのか、まだ20代前半(むしろ駆け出し)ながらも不安になっている。できれば遊ぶ余裕だって欲しいのに……←




結論。

現実世界に好きな人が現れない限り、私はきっと2次元の中から出てくることは無いのだと改めて実感しているところだ。

ドラマ特有のバーンアウトに身を任せ

5→9 ~私に恋したお坊さん~ - フジテレビ

お久しぶりなブログのネタがアラシゴトではなくて申し訳ないんですが。



今クールのドラマと言うと、私は掟上今日子の備忘録 と 5→9(5時から9時まで)しか毎週しっかりと見ていなかったんですが。


ごじくじにいつの間にかどっぷりでして。
録画とはいえ、きっちりリアタイできてる日もあって。

元は石原さとみちゃんと山Pという美男美女カポーの恋愛ストーリー(月9)というところに食いついたわけです。

しかも山Pお坊さんなのか!!それいろいろテンション上がる!!的な感じでした。


ドラマ序盤は全くオチない潤子さんとその周りを巡る三角関係やらなにやらが慌ただしくて、落ち着いて見られるのはアーサー・モモエ先生コンビくらい。(笑)

高嶺さんはひたすら潤子さんストーカーだし、なんかこれ飽きるかなぁ…とか思ってたのに。

気付けば目が離せなくなって、backnumberの曲が空港でエンドロールと共に流れる図を想像しては、ムズムズ・ワクワク・ドキドキして、ほんとに毎週の展開を楽しみにしていました。



なんせ、結婚や恋愛の鉄壁のお祖母様役としてはもう文句ナシの加賀まりこ様が最後までブレませんから、こりゃ高嶺さん住職やめる色強いなと思ってたら。



最終話。
潤子さんも高嶺さんもズッキンズッキン
傷ついて、涙ボロボロ流してて、
でも、ああ、これが恋愛だよなって。


純粋に愛され続けることを受け入れていたら、いつかこんな未来もあったんじゃないかって過去の自分に照らし合わせてみちゃったり。
…たり。



ラストシーン、お洋服で出てくる高嶺さんが違和感だらけで笑いそうでした。今朝のめざましテレビでも山P言ってましたが、もう洋服着ると恥ずかしいんでしょう?ずっと袈裟にしよ?似合ってるよ?


そして、ホントにさとみちゃん可愛い。
美しいしキレイだし英語饒舌だし、
天は二物を与えずなんて嘘、例外がここにいますよって感じでした。



山P、あのさとみちゃんの魅惑の唇をやっとものに出来ましたね、良かったね。

今まで散々おあずけ食らってきたんだ、
何度でもするが良いさ!!
さあ。愛し合う2人よ、聖なる夜に永遠に!!!

って感じで最後まで見させて頂きました。







純粋に愛され続けるって不思議なもので、
いつの間にか、その受け取った愛に応えたくなるんだなぁ。


博物館のシーンが私は好きです。
胸が本当に引き裂かれそうで苦しいけど。
あんな恋愛してみたかった。





グッバイ!!!!!!

私も使ってみようかな。
(※ただの陽気なお姉さんに過ぎません)

年賀状、ください

私が最後に書いた年賀状はいつのものだろう。


小学生のころは、年賀状を書くことにワクワクしていた気がする。友人たちの住所を聞いて回り書きまとめて、それが多ければ多いほど苦労はするが満足感が私を満たしていた。



デザインを決めるのも楽しみだった。
スクラッチシールを貼ったり、ステンシルを使ってスタンピングしてみたりと手書きの年賀状を作る楽しさを感じていたように思う。


そのほか一人一人、送る相手の顔を思い浮かべてメッセージを書くのも楽しかった。実家にPCが来てからはデジタルでのデザインを印刷したものにコメントを書く形に変えたのだが、手書きメッセージだけはずっと入れていたはずだ。




それが高校になり、携帯電話を手に入れた私はデコレーションメールでの年始の挨拶になってしまった。
日本らしさを感じる文化、「手紙」というものを時代の流れに身を任せた私は手放してしまったのだった。



ところが。




年賀状、私にもください。




(国民への働きかけは、アイドルの力を借りていけばいとも簡単にうまくいくことを日本郵便は気付いたのだろう。)



今年は年賀状書こうかなと単純に思ってしまうのです、ごめんなさいね。もともと手紙や文章を書くのが好きな性格ともうまくリンクしてくれたようだ。




日本の嵐ファンよ、
いまこそ年賀状を書こう。
(単純明快なものだ、私は)

なんだか無性に

ジャニオタしてるけど私ほんとにこのままでいいんだろうかと思う瞬間があって。

私は昔から何かにハマると突き詰める、極めるまで調べたりものを買い集めたりしてしまう癖があって、漫画にしろ俳優さんにしろとことんお金を注ぎ込んできた。それが中学生まで。その頃はまだジャニーズにハマりもしなかった。むしろ、当時の友人の中で嵐大好き!櫻井くんほんとイケメン!そう言っている彼女に対し、「あーでたでた、岡田将生の方がイケメンだしー!」と言い返しているほど嵐やジャニーズをdisっていたのだが……

それがなぜか、高校に入り、新しい友人達との交流の中で眠っていたジャニオタ精神が開花してしまったのだ。


私なりに分析すると、私が中学生の頃、嵐は人気絶頂期だった。10周年を迎える前後でTVの露出が多く、嫌でも目にする機会が多かった。
そして、心からdisる訳ではなくからかいの気持ちを込めた愛のあるdisり方だったのだと思う。実際、野ブタをプロデュース。が好きで私の初めて買ったCDは青春アミーゴだったし、山田太郎ものがたりは嵐大好きではない自分がなぜか毎週楽しみにしてTVの前に待機していたドラマだった。

今思えばそれが嵐を好きになるキッカケなのだが。


高校で急激に私はジャニオタとしての道を歩み始めた。今頃嵐ファンになるなんて乗り遅れた感満載じゃん。新規って馬鹿にされるじゃん。どうせ顔ファンだろ。そう反感を買う覚悟は出来ていた。実際それも事実だ、否定はしない。
でも、悪いが大方みんな初めはそうだと思うんだ。新規、古株についてあまり言及してこなかったが私はどちらも必要な立場だと思っている。この考えを否定するわけでも肯定するわけでもない。新規というのは誰もが通る道なのだ。


そして、新規(という定義は人それぞれだと思うが)、その時期が一番ジャニオタとして楽しい時期なのではないかと思っている。
なぜなら毎日新しく知ることばかりで、日に日にメンバー、グループへの愛が増幅していくのだから。
実際私は高校一年生の殆どを嵐に費やした。今までリリースされたシングルやアルバムを友人から借り、コンサートDVDを貸してもらい、見逃した音楽番組やバラエティをダビングしてもらう。過去の自分の遅れを取り戻すかのように。エピソードも調べた。嵐の中にコンビ名があることも自分で調べて勉強した。数々の有名なエピソードをこの時期に私は吸収した。
勤勉な性格がこんなところで役に立つとは思ってもみなかった。2年生になるとテスト期間は嵐の曲だけをひたすら聴きながら勉強し、テストの順位がクラス内10位以内だったら嵐のDVDを買ってもらうという公約を母親と交わし、見事達成した。それを2年間繰り返し続け、毎回のテストでクラスで3位以内に留まるという執念を見せつけた。この時点で私は完全にジャニオタとして成長していた。
嵐のために、というモチベーション付けが私のデフォルトになっていたのだ。



そうして高校を卒業する頃には嵐関連の友人が増え、今でも交流のある相方も出来た。相方の方がジャニオタとして先輩の為、コンサートやイベントに関してはより詳しかった。FCへの入会も、私は高校生の期間は許されずもどかしい思いをしていたが、相方は入会して数年たっているため、FCに関してもいろいろと質問して聞いていた。


高校卒業後は仙台の専門学校へと進学。相変わらずジャニオタとして暮らす日々。初めてFCに入りその名義が力を発揮したのも専門1年の時だった。何もかも嵐に夢中だった。
しかし、専門2年になり、私のハマリ症が悪化する。
それは声優というジャンル、アニメという沼に落ちてしまったのが原因だった。

ジャニオタもアニオタもお金がかかる。だが情報の流れる速さはむしろアニオタの方が早い。(声優オタと名乗る方が自分的にはしっくりくるのだが)
本当に感動したのだ、生で至近距離で大好きな声優さんを見てしまったから。


ここから私は不運に悩まされることになる。
嵐関連のイベントやコンサートは落選が続き、高校時代の方がよっぽど運が良かった。その反面、声優さんのイベントやコンサートに応募すると見事当選することが出来た。
嵐のレギュラー番組が終わり、番組のリニューアルも立て続いてなんだが心が落ち着かない日々。
そこから会えないアイドルと身近で応援できる声優さんという天秤にかけてはいけない二択を私は乗せてしまったのだ。

そして、私が考えたのは嵐ファンとして少しペースダウンをすべきではないのか、ということ。雑誌やシングルを欠かさずチェックし買い集めていた高校時代と比べ、今は雑誌も買わないしシングルも買うのを我慢するようになった。アルバムとコンサートDVDだけで我慢すると決めた。

それを約1年続けて、見えてきた結果がある。







結果、ジャニオタをやめることは出来ない。


無理に追いかける必要は無い!という心の重しは無くなったのだが、そういう時に限ってジャニーズはこちらの心を鷲掴みする何かを仕掛けてくる。Twitterを利用することでより多くの情報が手に入るようになり、嫌でも知ってしまう情報も多い。そして、期待をするようになる。


また、嵐だけでなく、ほかのグループも関心を持つようになったのはTwitterの影響が大きい。
嵐のジャニーズ内でのポジションが確立されるほど、先輩後輩との関係が見えてきて、これまた楽しい。特に近年は先輩として年下のグループとの絡みが見られることに喜びを感じている。自分たちが先輩から愛されてきたように、同じように後輩を可愛がっているのを見るととても微笑ましいのだ。


こうしてジャニオタ卒業に失敗した私は、もはや留年の勢いで今でもジャニオタ界に暮らしている。


ジャニオタとして一番辛いのは情報難民と化すことだと私は思う。就活生なうな私だが、目指す職業上、なかなか自分の時間を思うように作れないことは安易に想像がついている。
それがうまく働けばジャニオタ卒業に繋がると思うのだが、それは嵐の人気が落ち着くことが条件になってくる。ミーハーなところがある私は、世の中のチヤホヤについて行きたくなるのだ。全く困った性格だ。



そのため、ジャニオタの卒業は今のところ不可能だろうという仮説を立てている。社会人になりお金も手に入るのだから、きっと高性能なジャニーズATMと化すのだろう。


皆さんはジャニオタ卒業に前向きなのだろうか。

Japonism ソロ曲談義

Japonismが手元に届いて早2週間。絶賛実習期間だった私は、狂ったように毎日Japonismを体に刻んでいた。体も精神もすり減らして働く日々に僅かな癒し要素としてあるのが通勤中のこのJaponismなのだ。


前回はアルバム収録曲について執筆したが、聴いているうちに5人のソロ曲について、もっと深く掘り下げてみたいと思ったためここに認めたいと思う。個人的、贔屓目な視点での解説なので一つの楽しみ方の例として軽く流しながら読んでもらえたら幸いである。




まずは松本潤「Don't you love me?」から。

ファーストインプレッションから自分と相性抜群だったこの曲は、シャレオツ感が半端じゃない。クセになるビートと言い、歌詞の言い回しと言い、とてもハマってくる。
イントロで脱いでいると宣言した磁石の予想は果たして正解なのかは分からないが(笑)、ライブではどのように演出をかけてくるのか…。髪の毛は出来れば固めない方向でお願いしたい。ぎらつくのはもう胃もたれするので2015年の松本潤はナチュラルなカッコよさ出していこう。大人松潤で行こう。





つづいて相葉雅紀「Mr.FUNK」。
この曲は、前回「DIGITALIAN」の中で相葉さんがソロ曲として歌い、ライブで衝撃のパフォーマンスを披露したことによりもはや宗教と化した「Disco Star」の断片が見え隠れしている楽曲である。

※Disco Starの宗教化に関しては、LIVE DVD「DIGITALIAN」の初回限定盤に収められているメイキングDVD「スッピンデジタリアン」をご覧頂ければ、メンバー内にDisco Star教幹部に上り詰めるであろう、熱狂的な崇拝者がいることがしっかりと確認できるので、是非オススメしたい。


話はMr.FUNKに戻るが、この曲はダンスチューンでありながら、少し懐かしさも感じられる心地の良いアップテンポナンバーである。そして、何を隠そうあの相葉雅紀がラップをお披露目しているのはこの曲でしか聴けないのである。(PIKA☆NCHIでのラップは単体ではない為)
しかも、アラジャポ・トークでも言っていたように、嵐のラップ担当櫻井翔が「俺に詞頼まなくて正解だわ。俺こんな感じにならないもん、オールドスクールみたいな」と感じるように、如何にも相葉雅紀らしいラップというのが堪能出来るのである。

ラップに関してはやはり嵐の中で櫻井翔に敵う者はいないと思うが、櫻井翔を除いたメンバーの中で言うと、相葉雅紀のセンスはなかなか好ましいものがあると私は思っている。不慣れながらも韻の踏み方やアクセントの付け方、そして良い意味でのカッコつけ方が私は好きだ。

普段こういう曲は好んで聴かない私だが、嵐マジックなのか気付けばリピート再生してしまっているのがこの曲なのだ。




次は大野智「暁」。
タイトルを見た時点では、「おお、いつもの大野くんっぽいな」というくらいだったのだが、曲を聴いてびっくり、「ジャポニズムが過ぎやしないか?!?!いつものR&Bは封印したのか?!?!」と思ったくらいの純和風なメロディが印象的な曲だった。
私としては大野智のソロ曲というとなかなか取っつきにくいイメージが正直あり、ファンを自覚したあたりは、あまり大野くんの歌が得意ではなかった。が、洗脳されたのか今では普通に受け入れられるようになり、むしろ大野智に勝る美声はジャニーズにも指を折る位しかいないだろうという贔屓目。
そんな私が今回の暁をどう感じたかといえば、「え、めっちゃいいじゃん!!!!てか、イントロからのAメロでやっぱ智くんソロになっちゃうね」というように、好感触だった。
イントロでは大野智臭はあまりしなかったのだが、歌い始めた瞬間に、和装の大野くんがステージで静かにスポットライトを浴びて歌う姿が想像出来たのである。
ロディアスと松本潤が言っていたのも納得できる。流れるようなメロディと少し高めの大野くんの声がマッチして、日本の風景、そして暁が目の裏に浮かび上がってくる。



続いて櫻井翔「Rolling Days」だが、前回のアルバム曲感想記事に特筆したことが殆どだったのであまり書く事は無い。なかなかの意外性があって私は好きだ。低めのトーンで淡々と進む曲、そしてラップ。今までの翔さんを一段とオトナに仕上げてくださったアレンジャーの方に深く御礼申し上げたい。
ライブではどう魅せてくれるのか、それだけが今は楽しみで、ひたすらリピートして転がる日々に酔いしれるだけである。




最後は二宮和也「MUSIC」である。もう、手元に届いてから何度この曲を聴いたかわからない位事あるごとに再生してしまっている。
まずイントロが罪なのだ。二宮和也のファンは絶対に確信するはずである。「これは良い」と。
そもそも曲自身の持つ可愛さであったり、心地いいリズムやビートは、どの嵐ファンが聴いてもなにかピンとくるものがあると思う。これが例えば二宮和也ソロでなく、嵐5人の歌う楽曲であったならもっと多くの人間がこの曲について語るであろう。
その元々曲が持っているポテンシャルに"二宮和也"という付加価値が付くことでいよいよ病みつきソングとして世の中の嵐ファン、二宮和也担当を魅了していくのだ。
アラジャポ・トークで櫻井翔が言ってくれたのだが、この曲を歌うニノは「確信犯」だと思う。狙ってきているのだ、我々二宮和也担当を。アラフェス'13で秘密を歌わせた我々二宮和也担当に対し、「ほら、32歳の可愛さ見せてやるよ、お前らが求めていたのはこういう事なんだろう?本気でやってやるよ」と言わんばかりに攻めてきている。
これに加えて、ライブでは踊ると言っているのだから、確実に秘密を超えてくる。ああ、私はなぜ生で見る事を叶えられないのだろう。どうして諦めずに東京以外に応募しなかったのだろうと悔いが毎日押し寄せてくる。
Japonism に参戦される皆様方には、是非とも明確に、より鮮明にライブレポをして頂きたい。そこからDVD発売までの期間を自分の想像力だけで補う日々を送るためにも………




そして私はこれから帰省していた岩手から自分の家のある宮城に帰る。もちろんJaponismを聴きながら。

そして、カリスマJr.の日本よいとこ摩訶不思議をリピートして聴くことに神経を注ぐ私なのだった。